「コロナかも?」と思ったとき、絶対やってはいけない行動
病院の待合室ほど危険な場所はない
・中国での調査から判明したこと
一番多いのは家庭内での濃厚接触による感染で、これは当然といえます。
次に多かったのが、病院での「院内感染」です。
病院はある意味ホットスポット(感染リスクが高い場所)ですので、安易に受診すると新型コロナウイルス感染でなかったのに、病院で新型コロナウイルスに感染するリスクがあります。
さらに、国内感染例で医療機関をたらい回されたケース報告が複数あります。
・医療機関をたらい回し
1,熊本県内20代女性 2/25西日本新聞記事より
2/17せきの症状が現れ、18日に発熱。
市内の医療機関Aを受診してインフルエンザの検査で陰性と確認、原因は分からず、父親の車で帰宅。
2/19体温が39.6℃になり、市内の別の医療機関Bを受診。
前日のインフルエンザ検査で陰性だったにもかかわらず、再び同じ検査を受け、陰性を確認。この日も父親の車で帰宅。
2/20、咳、高熱、嘔吐、下痢があり、深夜に医療機関Cを受診。
CT検査で肺炎が確認され、医師が保健所に連絡。
検体を採取し、ようやく新型コロナウイルスの検査につながったが結果は出ず、この日も医師から自宅待機を指示され、父親の車で帰宅。
検査で陽性反応が出たのは21日正午。
40℃の高熱で同日午後、救急車で市内の感染症指定医療機関に搬送。
入院後も肺炎の症状や全身の倦怠感が続き、24日「重症化した」と判断。
意識はあるが歩行は困難な状態。
厚生労働省の検査対象基準は、感染者との濃厚接触や流行地域への渡航歴があり、37.5℃以上の発熱と入院が必要な肺炎が疑われる症状がある場合だが、実際には医師の判断に委ねられている。
医療機関A、Bはいずれも、市や保健所に相談していなかった。
市は、20日に自宅待機させた経緯について「医療機関と相談センターが協議して決め、家族にも感染防止の徹底を伝えていた」と説明。
21日の救急搬送まで50代の父親の車で三つの医療機関と自宅を往復し、結果的に父親も2例目の感染者になった。
2,熱と咳の続く60代女性 3/5プレジデントオンライン記事より
病院受診、胸部CT検査にて両側スリガラス肺炎像(ウイルス性肺炎が疑われる状態)、採血検査等から、ウイルス性肺炎を疑い保健所に連絡したが、「コロナウイルス感染症を強く疑うものでなければ、医療機関同士で交渉して受け入れ先を決めるよう」と指示される。
指示を受けて近隣の大学病院に連絡したところ、「当院はコロナ感染者のために、他の患者を転院させてまでベッドを空けている状況だ。コロナ感染者あるいはコロナ感染を強く疑うものでなければ受け入れられない」との理由で受け入れを断られる。
他の医療機関に電話で受け入れ要請を打診するも「呼吸器専門医が不在にて受け入れ不可」「コロナの可能性が少しでもあるなら対応できない」と、実に計11カ所の医療機関に受け入れを断られた。それでも保健所は、かたくなにPCR検査の適応外であるとの判断を変えなかった。
その他にも多数のケースで複数の医療機関を受診して発見されています。
患者をたらい回しするとはけしからん!と怒られる方は多いかと思いますが、これが日本の現実で、この様なケースは今後さらに増えると予想されます。
日本は、海外と違い、軽い風邪やインフルエンザで受診する人が非常に多いという特性があります。
新型コロナウイルスの初期は普通の風邪と同じですので、多くの場合で近隣のクリニック等を受診して~となると考えられます。
つまり、クリニック等の待合室はコロナ感染のホットスポットになる可能性が非常に高いと考えられます。
現代人は、過去に経験がないほどの大量の糖を日常的に摂っています。
食後血糖値が上がると交感神経が刺激されます。
活性酸素を大量に放出する免疫細胞は「好中球(こうちゅうきゅう)」という免疫細胞で、交感神経が刺激されると好中球は活性化して増殖します。
自律神経バランスが交感神経に傾いていると
・ウイルスに対する抵抗が弱くなる(ウイルスが増殖しやすい)
・好中球が活性化している
このため、ウイルス感染症を起こしやすく、感染症を起こすと大量の活性酸素が発生して強い炎症が起きやすくなります。
武漢大学中南医院からの報告では、死亡例でリンパ球(ウイルスに対応する免疫細胞)は死亡時まで減少し続け、好中球(活性酸素を放出する免疫細胞)は増加している事がみられているとあります。
好中球はサイトカインストーム(※)という現象に関連し、増殖した好中球から大量の活性酸素が放出され炎症が拡大していきます。
喫煙者(iQOSなどでも)、高齢者、糖尿病、心臓病などの持病を持っている人で重症化、死亡者が多いのは、この様な理由からだと考えられます。
※サイトカインは免疫細胞が産生するタンパク質で、炎症を起こす種類や、逆に炎症を鎮める種類など数百種類が発見されています。
サイトカインストームとは、炎症を起こすサイトカインが過剰に増加して炎症の嵐(ストーム)が起きる現象で、免疫の暴走と呼ばれています。
サイトカインストームが起きると、肺だけでなく肝臓、腎臓、脳などの多臓器で強い炎症が起きて、死亡率が極めて高くなります。
過剰な活性酸素による慢性的な炎症が起きていると、感染症に罹ったときに強い炎症、そしてサ
イトカインストームが起きやすくなります。
日々発生する活性酸素を分解除去しておく事は、肺炎など重症化リスクを下げる事になります。
プライケアEizを普段から1日1回、朝4~5錠飲んで、生活上で発生する活性酸素を分解除去されておくとよいでしょう。
プラス薬局でも、風邪、インフルエンザに汎用して効果を実感しています。