日々の不調につながる「ゴースト血管」
血管には、動脈、静脈と毛細血管があります。動脈、静脈は太い血管で、道路で言えば主要幹線道路の様な広い道路に当たります。毛細血管は、住宅の1戸1戸へと繋がる細かな道に当たります。
毛細血管は、地球2周半ほどの長さがあり赤血球1つがようやく通れるほどの細さです。全身の血管の99%は毛細血管で、栄養を運んだり老廃物を回収したり健康を維持するために重要な働きをしています。血液の流れが悪いと細胞に酸素と栄養が行き渡らなくなり毛細血管が一部消滅してしまいます。これをゴースト血管と呼びます。
ゴースト血管が身体に与える影響
・ダルさ
ゴースト血管になると老廃物の回収ができなくなります。すると、疲労物質がたまってしまい身体のダルさにつながります。
・冷え
ゴースト血管になると指先に熱を運ぶ機能が低下するため、手足の冷えなどの不調につながります。
・シミ
血管がゴースト化するとシミの原因であるメラニンを回収できず、やがてシミとなって現れます。
毛細血管テスト
毛細血管は、老化や劣化などが起こると部分的ではなく全身の毛細血管に影響を与えます。健康状態がわかりやすい指先で、毛細血管の状態をチェックできます。
・爪床圧迫テスト
1、親指の爪の根元を5秒間指で押してから離す
2、赤みが戻るまでの時間を測定する
爪に赤みが戻るまで5秒以上かかる場合は、ゴースト血管の可能性があります。
ゴースト血管になる原因
・紫外線
紫外線を浴び続けると、活性酸素が発生し毛細血管にダメージを与えゴースト化につながります。
・食後高血糖
食後高血糖が発生すると、血管内で活性酸素が発生します。活性酸素によって血管の壁が傷つきます。これが繰り返されていくことで、血管が緩みやすくなり太くなります。本来、毛細血管は赤血球が血管の壁に触れる事で栄養や酸素を細胞へ送り込んでいますが、太くなった毛細血管では赤血球が血管の壁に触れないため、栄養や酸素が届かずいずれ毛細血管が消滅。ゴースト血管になってしまいます。
・過度な運動
過度な運動は活性酸素が発生し、毛細血管にダメージを与えゴースト化につながります。
・疲労、睡眠不足
疲れや睡眠不足は、血管の構造がもろくなるためゴースト血管につながってしまいます。
・ストレス
ストレスがかかると、毛細血管周りの筋肉が細くなり血流が悪くなってしまうため、いずれ血管のゴースト化につながります。
毛細血管を蘇らせる
毛細血管は、10日以内の生活習慣を反映しているため、生活を改めれば10日前後で元気な状態に戻す事ができます。毛細血管は免疫にも大きく関係しているので新型コロナウイルスから身を守るためにも、毛細血管を大切にしていきましょう。
毛細血管を蘇らせるオススメ食材
毛細血管の細胞には「Tie2(タイツー)」という受容体が発現しています。ピペリンというコショウ科の植物に含まれる独特の辛味をもつ成分がこのTie2を活性化して血管の構造が安定してゴースト血管を改善していく事がわかってきています。
ピペリンは、黒コショウ、シナモン、ヒハツなどに含まれています。他にもルイボスティーにも同じような効果があります。
※ヒハツ 沖縄で古くから親しまれているスパイス。摂取の目安は、1日耳かき1杯程度。おそばにかけたり、炒め物に使用したり、さまざまな料理で活用できます。
毛細血管を蘇らせる運動
毛細血管は手や足に集まっていますので、立った状態でかかとを上げ下げする運動や手をグーパーする運動を行うと、血流が良くなり毛細血管が刺激・再生されます。
※健康カプセル 元気の時間 8/16放送より
動脈にダメージを与える「活性酸素」
活性酸素は毛細血管だけでなく、動脈という血液を送り出す重要な血管にもダメージを起こします。そして、このダメージは「痛み」を全く感じる事がありません。ダメージが蓄積すると、動脈が硬くなる動脈硬化。また、活性酸素によって動脈の内側に傷が発生し、傷を修復するためにコレステロールが集まってくるのですが、傷が何度も繰り返し発生して行くとコレステロールが蓄積してきて血管が狭くなってきて心筋梗塞を起こしたり、蓄積したコレステロールの塊(血栓)が剥がれて、脳に運ばれて脳梗塞を起こすリスクが高くなってきます。
動脈内で活性酸素が発生する大きな原因は「食後高血糖」の発生です。十分に注意していても痛みなど何も感じませんので、ついつい、糖を含むものを食べすぎてしまいます。活性酸素は、発生したときにすぐに分解しないと意味がありません。
活性酸素を強力に分解するプライケアEiz
プライケアEiz は「生体内活性酸素除去酵素(SOD)のパワーアップ」を実現した夢の機能食品です。
SODはビタミンCの8,000~56,000倍の活性酸素消去能力があり、生体内で主に活性酸素を消去しているのは酵素としてのSODであり、抗酸化においては自分のSODを増やしてやることが最も効果的です。プライケアEizはこの「生体内SOD」を強力に活性化します。
動脈硬化に対する効果(ヒト臨床試験)
BMI率が高く、かつ動脈硬化のリスクフアクターの高い平均年齢42歳の男女34名を2群に分け、18名 は食事指導のみ、16名 には食事指導とGliSODinを500mg/day(プライケアEiz1日5錠)服用してもらった。約2年間に渡つて追跡を行い、血中の抗酸化酵素と過酸化脂質、および頸動脈を超音波 (エコー)検査することにより血管のIMTを測定した。
食事指導だけでは上昇傾向にあった頚動脈の内膜中膜厚(IMT)が減少傾向を示し、血中SOD活性はGliSODin摂取期間中に正常値まで上昇し、血中過酸化脂質も低下した。
GliSODinを継続的に摂取することによりSOD活性が上昇し、過酸化脂質が減少することによつて動脈壁の肥厚が抑制されたと考えられる。
※GliSODinは、プライケアEizの主成分です。
※IMTは、動脈血管の内膜と中膜を合わせた厚みのことで、動脈硬化の進行に従つて肥厚する事が知られています。
プライケアEizを1日4~5錠服用することで、活性酸素を強力に分解除去し、毛細血管はもちろん、動脈へのダメージを予防することが出来ると言えます。