プラス通信2022.10月
自然免疫を活性化する大発見
癌対策に大きな朗報!
2022.8月、近畿大学の農学部応用生命化学科の倉田淳志准教授、上垣浩一教授らのグループが、腸内の乳酸菌が自然免疫を活性化する仕組みを解明しました。
腸管には腸内フローラと呼ばれる細菌群が生息しています。摂取した細菌や、腸内の細菌は、腸管内の免疫細胞を刺激して免疫系に影響を与えることが知られていましたが、詳しい仕組みは判っていませんでした。
細菌は、細胞外膜小胞というナノサイズの小胞を細胞外に出しています。この小胞が周囲の細胞に働きかけて、免疫系に影響をもたらすことを解明したのです。
腸管粘膜細胞を含めた全身の細胞表面には「トル様受容体」という免疫機構があります。細菌が出している小胞がトル様受容体を刺激する事で自然免疫と獲得免疫が活性化することを解明しました。
腸内細菌の特に乳酸菌が免疫の活性化しているシステムを解明したのです。
特に、自然免疫を活性化する仕組みを解明したことが大発見なのです。
自然免疫とは
侵入した病原体や、癌細胞などの異常細胞を感知し、排除する免疫システムで、生まれながらに持っている免疫機能です。特にオミクロンに対する感染防御は自然免疫が担っています。
mRNAワクチンと自然免疫
自身が作る自然なmRNAはすぐに分解されます。それは細胞内にもトル様受容体が存在していて、mRNAがトル様受容体に認識されるとmRNA分解酵素が作られて分解されます。
mRNAワクチンのmRNAはトル様受容体に認識されないように構造が変えられています。そのためmRNA分解酵素が作られず細胞内に長く存在し続けます。
そのことが免疫全判を抑制し、自然免疫も抑制される事がわかっています。
自然免疫が抑制される影響
オミクロン陽性の激増
オミクロン株は血液中の中和抗体では感染抑止は出来ません。咽粘膜感染ですので、自然免疫で排除するしかありませんが、自然免疫が抑制されると排除出来ないため、ワクチン接種者はPCR検査で高確率で陽性になります。
細菌、ウイルスの感染症になりやすい
私たちは多くの常在菌、常在ウイルスと共存しています。食事や空気中にも様々な細菌、ウイルスが存在していますが、それら細菌、ウイルスがいても病気にならないのは免疫の働きで特定の細菌やウイルスが増殖しないバランスを保っているためです。バランスを保つために自然免疫が重要な役割を担っているのですが、自然免疫が機能しなくなると、常在菌、常在ウイルスとのバランスが崩れて感染症として表れる様になります。
世界中の各地で過去に流行していた感染症が再興していることが報告されています。日本では、結核と梅毒が激増している事が報告されています。
ガンの異常発生
私たちの体内では毎日数千個単位のガン細胞が発生しています。しかし、免疫細胞がパトロールして発生したガン細胞を見つけて破壊していくことでバランスが保たれています。
ガン細胞を破壊する働きをしている重要な免疫細胞の1つが「ナチュラルキラー細胞」と言われる免疫細胞で、自然免疫系の免疫細胞です。
mRNAワクチンの接種が進んだ現在、ガン患者が激増している事を知っていますか?
しかも、最初から末期ガンで発見されるケースが激増しています。この様なガンは「ターボ癌」と言われています。ネットやツイッターで「ターボ癌」で検索するとたくさんヒットします。
私の身近でも3人癌になっています。詳細は省きますが、一人は80代の方でコロナ前はなんともなく、2021年にいきなり末期の肝臓癌で発見され亡くなりました。
後の2人は、私より年下です。1人はいきなり末期の膵臓癌、もう一人は転移している乳ガンです。3人ともワクチンをキッチリしていました。
院内会議
— 勤務医団の本音 (@JPN_Doctors) September 14, 2022
1年前から癌の患者が著増との報告
これまでも癌は多かったのでわざわざ通達するのは異例
会議後
A医師:最近、おかしな癌が増えてる。進行がものすごく早かったり、胸/腹水の免染で原発は推定できるけど原発不明とか。
自分:ワクチン関係ないかな?免疫に影響するから。
B医師:確かに
オミクロン感染や他の細菌感染、ウイルス感染は発症時に適切な治療で回復できる事が殆どですが、癌は発見時には既に手遅れの可能性が高いので大問題になります。特に免疫が抑制されている状態で治療をしても再発するリスクが非常に高いと懸念されます。
自然免疫を回復させる
今まで、自然免疫を回復させる方法は未解明でした。しかし今回の発表は自然免疫を回復させる重要なヒントです。しかも、mRNAワクチンがトル様受容体による認識を回避して免疫抑制を誘導する流れに対し、乳酸菌がトル様受容体を刺激する事で自然免疫を刺激して活性化するという対抗する流れですので、ワクチンの影響を打ち消して自然免疫を回復させる可能性が非常に高いのではないかと考えられます。
腸内細菌の働きを活性化させるポイントは、摂取する乳酸菌の数が重要と言う事が判明しています。菌の生き死によりも菌の数が重要なのです。
チサフェルナの特徴
チサフェルナは1包中に2.2兆個もの乳酸菌を含んでいます。選び出したフェカリス菌の殻を酵素溶解する事で、菌体内の有効成分が腸内細菌に効率よく作用するように加工しています。菌細胞内のRNAが豊富で、トル様受容体の刺激効果が高い事が推測されます。
特許取得実績乳酸菌LFK製品
乳酸菌(LFK)含有量(1包中)2.2兆個(ヨーグルト換算220L)相当
内容量 1.5g×30包 9,720円(税込)
使用量の目安 1日1~2包
チサフェルナは機能性特許としてウイルス性肺炎の重症化抑制を取得しています。
この効果は、自然免疫を効果的に刺激する事によって得られていると考えられます。
癌対策で重要な事
重要なポイントは癌が判明する前に手を打っておく事です。ナチュラルキラー細胞がガン細胞を破壊していきますが、原則として、1つの免疫細胞は1個の癌細胞に対応します。現在、最も早期の癌を発見する検査はPET(ペット)検査で、最小で5mmの早期癌が判ります。
では5mmの癌組織はどれほどの癌細胞の数になるのでしょうか?
およそ、5億個です。※がんのサイズと細胞数
超早期の5mmの癌組織で既に5億個の癌細胞の固まりですので、それを免疫細胞が破壊してなくしてしまうのは物理的にかなり難しいと思います。
ですので癌細胞が生まれた1個の細胞レベルの段階で破壊しておく事が重要になります。
ターボ癌は、癌細胞を叩くナチュラルキラー細胞が眠った状態になって、癌細胞が増殖し放題になるため、発見時に末期という前代未聞の事態が多発しているのだと考えられます。
mRNAワクチン3回以上接種の方は要注意
プラス通信9月号でご紹介しました東京理科大学名誉教授の村上康文氏の研究によれば、mRNAワクチンのブースター接種(3回目以降)によって免疫抑制が強く起きると報告されています。この事から、mRNAワクチンを3回以上接種された方は癌対策をしっかりされる事を強くお勧めします。
検診も必要かもしれませんが、PET検査はCT検査の一種ですので、検査で被爆します。
PET検査での被爆線量は2.0~5.0ミリシーベルト程度で、1年間の自然放射線量と同等から2倍程度とされますが、被爆量は全て積み重ねになります。
1回のPET検査で被爆した影響が数ヶ月したらゼロに戻るかというと戻りません。ですので何度も検査をしていくうちに限度を超えて逆に癌リスクを高める事になりますので、安易に検査は出来ません。胃カメラ、大腸内視鏡検査自体は被爆しませんが、多くの場合で検査前に腹部レントゲンを撮ります。腹部エコー検査は被爆しませんが、癌がそれなりに大きくなってからでないと判りません。
つまり、検査でと言うよりも自然免疫を回復させることの方が重要と言えます。
自然免疫の回復には食事も重要
自然免疫力は子供は強く、加齢と共に低下していくと考えられています。理由は、免疫細胞の老化によるものと考えられていますが、私は、経験から、免疫システムには食事の影響が大きく関与していると考えています。
免疫システムも血液循環によってコントロールされています。
糖質を食べて食後血糖値が上がる血糖値スパイクが発生すると自律神経バランスが交感神経に傾き、結果的に血液がスムーズに循環しない状態が発生します。
血糖値スパイクの生理機能に対する度合は、血糖値スパイクの大きさと発生頻度と相関関係がありますので、炭水化物を毎食摂る食生活を続けている限り、年をとるほどにその影響は大きくなっていきます。
プラス漢方堂では本当に健康に良い食事を実現する「食事サポートプログラム」をご提供しています。ご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。
※私は食事を変えて14年になりますが、全く風邪をひかなくなりました。恐らく自然免疫が若い時の様に機能する様になったためと考えています。