自己免疫疾患
自己免疫疾患は、免疫が自分自身の組織を攻撃する事で起きる疾患の総称です。攻撃される組織により様々な症状が表れ、症状によってそれぞれの病名がつけられています。
以前は、免役反応を抑えるステロイドなどによる治療が中心でしたが、現在は、抗体医薬品という免疫細胞そのものの働きを抑える薬の開発で症状をコントロール出来る疾患もあります。
ただ、抗体医薬品を開発するためには、それぞれの自己免疫疾患ごとに関わっている免疫システムを確定する必要がありますが、判明しているのは自己免疫疾患の一部になります。
また、自分自身の組織を攻撃する自己抗体の生産が止まらない限り、薬で免役反応を抑制し続ける必要があります。抗体医薬品を使っても、自己抗体の生産を止める事は困難ですので、長期にわたって治療を続ける必要があり、免疫抑制による副作用が問題になります。
プラス漢方堂の治療
体質と症状に合わせた漢方処方+食事の改善による治療を行っていきます。
食事は、一律に野菜中心なとど言うことではなく、お肉も食べて良いです。その方の体質に合わせてどのような食事がいいかを提案させていただきます。
治療のポイント
現実の症状の緩和と並行して根本原因の
・自己抗体の生産を抑えていく
・自己抗体が作られる免疫記憶を消していく
治療を行います。
多くの場合で、自己抗体の数値が正常範囲に下がっています。