花粉症
アレルギー反応とマスト細胞
咽,鼻,目など外界と接触する粘膜には
マスト細胞という細胞が存在します
マスト細胞の特徴
・ヒスタミンなどの炎症誘発物質を含む
・IgE抗体が結合している
※IgE抗体は
アレルギー反応に関係する抗体です
アレルギーが起きる流れ
スギ花粉症の人は
スギ花粉がピタッと嵌まるIgE抗体が
マスト細胞の表面に結合しています
IgE抗体に花粉が結合すると
その刺激で
マスト細胞内にある
ヒスタミン(炎症を誘発する物質)
が放出されて
アレルギー反応が起きます
粘膜のマスト細胞は
普段は粘膜の下層に沈んでいます
花粉は
粘膜の表面にくっつきます
マスト細胞が粘膜下層に沈んだままだと
花粉と結合しないので
アレルギー反応は起きません
しかし
マスト細胞が
粘膜表面に浮き上がっていると
花粉とくっついて
アレルギー反応が起きます
(;≧皿≦)。゜°。ううう
抗アレルギー剤の働き
細胞の表面には
ヒスタミンが結合する
鍵穴があります
抗アレルギー剤は
ヒスタミンが結合する鍵穴に
フタをするように
くっつきます
すると、
ヒスタミンが結合できなくなり
アレルギー反応が起きなくなります
(^0_0^)ナルホド
※抗ヒスタミン薬は抗アレルギー剤の事です
H1受容体というのがヒスタミンがくっつく部位です
抗アレルギー剤を飲み続けていると
効かなくなってくる
もともと
ヒスタミンによる炎症は
ウイルスに感染された時などに
感染された細胞が
「自分は感染されたよ」
と言う事を免疫細胞に知らせる
最初の警報です
その他にも
ヒスタミンは脳神経などでも
重要な働きをしています
抗アレルギー剤を飲み続けていると
細胞は
あれ?
なんだか、この頃
ヒスタミンからの信号が届かないな・・
となっていき
ヒスタミンからの信号をもっと
しっかり捉えようと
ヒスタミンを受け取る鍵穴を
増やしていきます
ヒスタミンを受け取る
鍵穴が増えると
抗アレルギー剤は
花粉とIgE抗体の結合は
ブロックしません
なので
マスト細胞から
ヒスタミンが放出されます
(゚Д゚)
ヒスタミンを受け取る鍵穴が
増えてくると
抗アレルギーが
ヒスタミンを受け取る鍵穴に
くっつこうとしても
全部の鍵穴にくっつくことが
出来なくなります
この状態になると
抗アレルギー剤を飲んでも
アレルギーを防げなくなってしまいます
(゚◇゚)ガーン
アレルギー体質の原因解消
花粉は昔から飛んでいました
アレルギーが増えてきているのは
食事の影響が大きく関係しています
原因を解消しないままでいるとそのうちそのうち
ハウスダスト
ダニ
その他色々なものにたいしても
反応するようになっていきます
検査で花粉に対する抗体の値が高いので
花粉が原因!!
花粉が悪い!!
。・"(>0<)"・。ンモォ~
と決めつけてしまいますが・・・
検査で判るのは
「花粉に反応している」
という事だけです
例えば、
去年はなんともなかったのに
今年から花粉症が出るようになった
この様な方は多くいますよね
原因は、
アレルギー体質が
ある限度を超えてきてしまった
と考えています
プラス漢方堂で
原因から治療しましょう
プラス漢方堂では
アレルギー体質を改善する治療を
漢方と食事アドバイス
で行います
その効果は
早い人であれば
その日から
多くの人で
3~5日目には実感されています。
皆さん
「なんともないだけでなく、
体調がとてもスッキリした感じ」
と言われます
😊